行政書士法人HAL大阪には、想いがあります。

ごあいさつ

    「日本の役に立ちたい」と思っている人が、
    安心して働けるように。

    街を歩いていてすれ違うのは日本人よりも外国人の方が多い。そんな時代がこんなに早くやって来ると誰が予想したでしょうか。急速に国際交流が進む我が国において、安心して外国人を受け入れ、彼らの日本社会での生活を支援する国際業務に特化した専門家。それが私たち国際行政書士です。

    日本の労働力不足を補うため、海外からの人材受け入れの相談役として、地元大阪をはじめ全国の経営者のパートナーとして多忙な日々を過ごしています。ただ単に法的な手続きを代行するだけではなく、外国人が日本で安心して働き生活できるように、丁寧な対応とクオリティの高いサービスの提供を心がけています。

    私は小さい頃から知らない世界の見聞を広めたいという気持ちが強く、もともとグローバルなお仕事には関心がありました。労働人口減少の問題を解決する手段のひとつとして海外からの人材受け入れが必要だと痛感する中で、行政書士の業務に興味を持ちました。

    もちろん当初は苦労の連続でした。

    初めて受任したのが偽装結婚であることが疑われる案件。80歳近いお爺ちゃんと19歳のタイの女の子がお互いの家族も知らないままに結婚すると言うのです。心を鬼にしてお爺ちゃんを納得させるのが大変でした。このように何も知らない純粋な日本人を利用しようとする悪質な外国人がいる一方で、逆に日本人側の外国人に対する偏見や不公平な扱いも目の当たりにしました。

    こんなことを野放しにしていてはいけない。本当の意味で日本人と外国人が共存共栄できる世の中にしない限り、私たちや私たちの子供たちが幸せに暮らす未来は訪れない。次第にそんな危機感が芽生え、何とかしたいと考えるようになりました。

    開業してしばらくは遺言書の作成や相続手続き、色んな業種の許認可申請など幅広い業務を請け負っていましたが、様々な業界の経営者のお話を数多く聞くうちに日本の未来への不安は一層募り、やはり外国人労働者のサポートを専門にするべきだという思いが強くなりました。

    以上が国際行政書士芳川恒徳の原点です。

    国際業務に特化するようになってからは更に厳しい現場も目にするようになる一方で、多くの外国人を受け入れたいニーズがあっても要件がなかなか緩和されないといった難しさにも直面しました。製造業や建設業などは外国人雇用を積極的に活用できている印象ですが、特に痛感していたのが飲食業界の人手不足の深刻さ。美味しいものが大好きな私にとっては、お気に入りのお店が次々と人が足りないせいで閉店するやるせなさを人一倍感じていたと思います。

    そんな中、2019年に外食業に在留資格「特定技能」の門戸が開かれたことにより飛躍的に受け入れの問題が解消しました。これまでの要件では入国することができなかった外国人労働者が、日本に来て働く事ができるようになったのです。ご存知の通り2020年のコロナ禍により飲食業界も大打撃を受けますが、それでも厳しい状況を何とか支えようと奔走しコツコツと人脈を構築していく事で徐々に案件は増えてゆきました。

    しかし今度は逆に増えすぎた案件を完璧にこなすことが難しくなり、精神的に追い詰められます。

    そんな折に出会ったのが現在のビジネスパートナーであり弊所代表の青木友里でした。岐阜という比較的小さな都市で新進気鋭の若手行政書士として結果を出している彼女になら、国際業務の組織化ひいては事務所経営そのものを任せても良い。そう決断し舵を切った事が功を奏します。今ではスタッフも順調に増えてサポート体制も充実し安定して業務を遂行できています。

    また、単なる手続き屋に終わることなくトータルでお役立ちしたいという思いから、特定技能外国人の登録支援機関の支援責任者も務めております。厚生労働省の「外国人労働者雇用労務管理責任者講習」の講師として外国人雇用にまつわるエトセトラのお伝えもしています。

    「本当の意味で外国人と日本人が共存・共栄できる世の中に」

    という理念のもと、文化・言語や感性の違う人たちが雇う側・雇われる側を越えてお互いを理解できるような環境を整えるために日々奮闘しています。また、2022年からは縁あって医療法人社団の監事を拝命しております。医療業界の人手不足は国民の生命に直接関わる深刻な問題です。今後は医療従事者の端くれとして、介護・医療の業界にも外国人労働者が活躍できる機会を増やしてゆきたいと考えています。

    外国人を積極的に雇用し、業績を伸ばしている企業様はたくさんあります。いまや外国人は、日本の貴重な戦力。しかし、入管での手続きがうまくいかず、志なかばで帰国を余儀なくされる外国人もいます。「日本でがんばりたい」「一生懸命働きたい」との一心で、海を越え、遠く離れた故郷から日本へやってくる外国人の方々。私たちは、その想いをムダにはしたくないと思っています。外国人の方々が安心して働けるよう、雇用企業様をサポートすることは、日本経済や日本の発展に大きく貢献することだと考えています。他の事務所が断るような難しい案件も手がけさせていただいているのは、そのため。「細やかな気配り」を心がけながら、外国人を雇用する経営者様のお役に立ちたいと思っています。

    行政書士法人HAL大阪
    国際行政書士 芳川恒徳

プロフィール

  • 行政書士法人HAL大阪

    芳 川 恒 徳Tsunenori Yoshikawa

    1973年9月11日生まれ
    京都大学法学部卒。
    大阪府行政書士会 登録番号第09260713号
    出入国在留管理局届出済申請取次行政書士

個別指導塾を運営する傍ら甲南大学や辰已法律研究所でロースクール受験生向け講座を担当したのがきっかけで、紛争解決よりもビジネス課題の解決に貢献できる行政書士という資格に関心を持つ。2009年に資格を取得し、行政書士芳川恒徳事務所を開設。
同年中に国際行政書士事務所アウィリーズに改名。EDP国際アライアンスファームの一員として大手外食チェーンなどの海外進出をサポートする一方で、海外企業の日本進出や国内の企業の外国人スタッフの採用に伴う在留資格関連の諸申請業務も数多く手がける。
2022年6月より行政書士法人HAL大阪支社長に就任。また、株式会社大阪EDP開発センター取締役として人事コンサルティング事業を統括する。
履歴書に基づいてプロファイリングする独自のノウハウでの採用支援・人事支援が強み。

事務所概要

事務所名
行政書士法人HAL大阪
所在地
〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波2丁目3-26
TEL
06-6923-9760
E-mail
yoshikawa@hal-ulala.jp
営業時間
平日9:00~17:00(完全予約制・24時間メール受付)